こんにちは。フィリピン生活を満喫中のカリパイ( @legendarykalipy)です。
ある日のこと。「24時間営業で何でも込み込みの多目的スパがオープンした」という情報をキャッチしました。
どうやら「大浴場・サウナ・マッサージ」があるらしいんです。
カリパイ
というわけで、真実を確かめるべく潜入調査へ行ってきましたよ!
場所
マクタンニュータウンからマリバゴエリアへ向かう途中、通りから左手に入ったところにあります。
左折のタイミングですが、特に店の看板等は出ていません。
ですが、グランドスパの近くにあるクリムゾンリゾートの看板が出ているので、それを目印にするといいでしょう。
なお、マクタンセブ国際空港からグランドスパまでは、タクシーで約20分です。※道路状況による
セブ・グランドスパについて
セブ・グランドスパ(以下グランドスパと略す)は、2019年4月8日、マクタン島にオープンしました。
取材当時は、オープンからまだ3か月ほどということもあり、施設のどこをとっても「新しい・キレイ」という印象をもちましたね。
24時間営業なので、空港を利用する際の時間調整にも使いやすいと思います。
経営者は韓国人で、今のところお客さんのほとんどが韓国人ですが、日本人やフィリピン人のお客さんも徐々に増えてきているとのことです。
料金とサービス内容
それでは、気になる料金とサービス内容について見ていきましょう。
【料金】
大人:1,500ペソ 小人:900ペソ(7歳未満)※2歳未満は無料
※料金は2019年7月現在
料金に含まれるもの
- お風呂
- 2種類のサウナ
- タオル・館内着
- マッサージ(1時間)
- 食事(1オーダー)
- 仮眠室の利用
- 最大10時間までの滞在 ※追加料金で延長可
- マクタン島内の無料送迎サービス ※遠距離は別途料金
ざっくり言うと「お風呂・サウナ・マッサージ・食事が付いて1,500ペソポッキリ」という感じですね。
日本にある健康ランドやスーパー銭湯のような施設とも言えるでしょう。
グランドスパは、最大で10時間まで滞在可能です。10時間を超える場合は1時間につき200ペソの追加料金がかかります。
また、マクタン島内であれば、無料の送迎サービスもあります。マクタン島の遠方や、セブ島に関しては別途料金が必要です。
施設情報
セブ・グランドスパ(Cebu Grand Spa)
住所:Sitio Dapdap, Casanta, Soong 1, Lapu-Lapu City, Cebu
電話番号:032-493-6335
営業時間:24時間営業
定休日:不定休
利用料金:大人1,500ペソ 小人900ペソ ※2019年7月現在
その他:クレジットカードの利用は現在準備中 ※2019年7月現在
利用の流れ&施設紹介
続いてグランドスパの施設を見ていきましょう。
ここでご紹介している内容は、記事の最後にある動画でも観ることができますので、忘れずにチェックしてくださいね。
利用の流れ
まずは、グランドスパ利用の大まかな流れについて説明します。
中へ入ったら靴を脱いで靴箱へ入れます。日本のスーパー銭湯と同じですね。
その後、受付を済ませると、タオル・館内着・番号付きのリストバンドを受け取ります。
このリストバンドには、更衣室で使用するロッカーの番号・鍵が付いています。
さらに、番号部分にあるバーコードは、施設内における支払いで使用します。
つまり、お土産ショップや売店で何か買った場合、ひとまずこのリストバンドで支払いをし、帰る際に利用料金(1,500ペソ)とまとめて精算するという仕組みです。
施設内で財布を持ち歩く必要がないのは便利ですね。
こちらは更衣室(男性)です。受付で受け取ったリストバンドの番号と同じロッカーを使います。
こちらは館内着です。男性用はブルー、女性用はピンクです。
生地は上下とも少し厚めです。ズボンにはポケットが付いていますよ。
ここからは、お風呂に入るも良し、食事をするも良しとなります。
おすすめの流れとしては、まずお風呂に入ってサッパリしたあと、館内着に着替えてマッサージ・食事という順番でしょうか。
ちなみに、この日は他のお客さんがほとんどおらず、ちょっとした貸し切り状態でした。※平日のお昼過ぎ
お風呂・サウナ
浴場には、3つの湯船があります。それぞれ湯温が異なり、一番熱いものが41℃、一番ぬるいものは35℃でした。
湯船は割と広めで深さも十分あるため、しっかり肩までつかることができますよ。
シャワーコーナーにはボディーソープがありました。シャンプーは見当たらなかったので、自分で持ち込むか受付で購入するといいでしょう。
グランドスパには、2種類の本格的なサウナがあります。
一つ目はドライサウナです。
そういえば、セブ島でサウナに入ったのは初めてかもしれませんね。
室内にはモワッと広がる熱気。何だかなつかしいですね。
久しぶりのサウナでたっぷり汗を流しました。
二つ目はミストサウナです。写真ではちょっと分かりにくいのですが、ミスト(水蒸気)が充満していて、湿気がすごいですね。
温度はドライサウナに比べて低いですが、これなら長時間座っていることができそうですね。
お風呂・サウナでしっかり汗をかき、身体を温めたあとは、館内着に着替えていろいろ見て回りましょう。
お土産ショップ
グランドスパのお土産ショップは、割と本格的な店構えとなっていますね。
商品点数が多い!
キーホルダーやドライマンゴーなどの定番土産だけでなく、フィリピン産の日用品や調味料も販売されていました。
写真からも分かるとおり、商品ポップの表示が韓国語だけという点が少し残念ですね。ただし、スタッフさんに聞けば英語で教えてくれるので、分からないことがあれば聞いてください。
値段はどうでしょう、ちょっと割高かなぁといった感じです。でも、あちこち買い物へ行くのが面倒な人は、ここで一気に済ませてしまうというのもありでしょう。
その他にも、グランドスパ限定のオリジナル商品として、健康系のサプリメントや粉末も販売されています。
特にこの写真の2つ(ノニ・モリンガ)は人気のある商品だということです。
売店
売店では、スナック菓子・インスタント麺・アイスクリーム・各種飲み物(ビール含む)が販売されています。
それにしても、見事なまでに韓国の商品が並んでいますね。一瞬「ここは韓国かな?」と錯覚しそうなほどです。
ビールはフィリピン産のサンミゲル各種がありますよ。
このように、支払いの際はリストバンドを使用します。スタッフさんにリストバンドを渡せば、全部やってくれますよ。
売店のすぐ横には、なにやらレトロチックなゲーム機があります。
こちらは、1プレイ10ペソです。※現金のみ
このゲームをやりたい人は、10ペソコインを用意しておく必要がありますね。
食堂
売店のすぐ斜め向かいは食堂です。食堂には、テーブル席と座敷席があります。
1,500ペソの利用料金に含まれている食事(1オーダー)は、この表の中から選びます。
すべて韓国料理ですね。今回はスタッフさんにすすめられた2番のポークプルコギを注文しました。
注文を済ませると、水と取り皿が運ばれてきました。完璧に韓国レストランスタイルですね。
そうこうしているうちに料理が運ばれてきました。おぉ、これはいいですね。ランチボックススタイルです。
写真左はメインのポークプルコギ。緑唐辛子をそのまま食べると辛いので、よけて食べました。写真右はライスですが、ゆるめの目玉焼きが載っています。なかなかいいアイディアですね。
その他にも、チヂミ・ナスを使った料理・卵スープ・キムチがあり、ボリューム・味ともに「可もなく不可もなく」といったところでした。
利用料金に含まれていると考えれば、まぁお得感はありますね。
マッサージ
マッサージは、食堂奥にあるこの扉から中へ入った場所で受けることができます。
ちょっとした「秘密の扉」感があっていいですね。
先ほどの扉から中へ進むと、このような場所になります。ここでマッサージの申し込み(受付)をします。
お客さんが多く混雑している場合は、事前にマッサージの予約をしておくといいかもしれません。
この日は、空いていたので、受付後すぐに施術室へ案内されました。
個人的な感想ですが、なかなかお洒落な雰囲気だなぁと感じました。そして、とにかく施設がキレイ!このように清潔感があると観光客も安心ですよね。
マッサージは1時間で、全身オイルマッサージでした。
街中にあるマッサージ屋と同程度かそれ以下かなぁと、あまり期待していなかったのですが、いやいやビックリ!かなり丁寧な施術で、大満足でしたよ。
この1時間のマッサージもセットになっていると考えると、かなり得した気分になりますね。
ちなみに、マッサージの内容や時間を変更することも可能です。※追加料金が必要
マッサージ後は、先ほどの受付へ戻ります。その際、セラピストへチップを払うかどうか聞かれます。このチップもリストバンドでの支払いとなります。
「施術に満足できた」と思えば、チップを払うといいですね。個人的な感覚では、50~100ペソかなぁと思います。
ネイルサロン
グランドスパには、本格的なネイルサロンもあります。
このサロンでは、ネイルケアだけでなく、ワックスによる脱毛や足裏の角質ケアも行っていますよ。
こちらのサービスは1,500ペソに含まれていませんので、利用する場合は追加料金となります。
こちらが料金表です。
せっかくの機会なので、足裏の角質ケアを受けてみることにしました。
30分で350ペソです。
カリパイ
角質ケアより、ワックスですね毛をかっさらってもらった方がいいような気もします。今回はモザイクで処理しておくことにしましょう。
しかしこのマシーンは気持ちいいですね。超振動で固くなっている角質をほぐしているのでしょうか。
ブルブルマシーンのあとは、丁寧に足裏をほぐしながら洗ってもらいます。
もうこの時点で足裏がスベスベしてきている感じがしますね。
このあと、足裏の角質をゴシゴシ削ってもらいました。
その様子については、記事の最後にある動画をご覧ください。
その他
ここまでにご紹介したもの以外にも、グランドスパには様々な施設があります。
それらをまとめて画像でご紹介します。
カフェ
図書室(ライブラリー)
仮眠室(男女別)
共用スペース&キッズルーム
まとめ
セブ島やマクタン島在住者にとっては、何といっても大きな湯船のお風呂・サウナがうれしいですよね。
観光客にとっては、グランドスパは24時間営業なので、深夜早朝フライトの場合の時間調整に使えるでしょう。
今回は取材目的で訪れたため、あまりゆっくりすることはできませんでしたが、次回は10時間キッチリ滞在してみようと思います。
以上、マクタン島にある24時間営業の何でも込み込み多目的スパ『セブ・グランドスパ(Cebu Grand Spa)』のご紹介でした。
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