こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
フィリピン生活を満喫中のカリパイ( @legendarykalipy)です。
カリパイ
ふとそう思い、検索してみると出てきました。
セブ島で一番高い山:オスメニアピーク(Osmena Peak)
セブ島で一番高い山から見える景色が気になる・・・。
というわけで、行ってきました。オスメニアピークへ。
今回は、オスメニアピークへの行き方、利用方法、登山の様子、景色についてご紹介していきますよ。
「セブ島でちょっと変わった体験をしてみたい」という人におすすめです。
場所
セブ市内からセブ島の南へ進むことおよそ100km。そこに「セブ島で一番高い山」と称されるオスメニアピークがあります。
よくあるアクセスの仕方はセブ島の東側から山道を登っていくというものですが、カワサン滝があるセブ島の西側からも登っていくことができます。
ですが、西側からのルートは歩く距離が長く一般的ではないため、今回は東側からのアクセスについて説明していきます。
オスメニアピークへの行き方
それでは、オスメニアピークへの行き方について見てきましょう。
セブ市内から行く場合、一般的には「バス・乗り合いバン・レンタカー(運転手付き)」が考えられます。
一緒に行くメンバーの数や、日帰りなのか泊まりなのかによって、都合の良い手段を選びたいですね。
今回は「少人数・日帰り」という想定で、バスを利用した行き方について解説していきます。
大まかな流れは以下のようになります。
- セブサウスバスターミナルからバス(オスロブ方面行き)に乗る
- Dalagute(ダラゲテ)でバスを降り、バイクタクシーに乗る
- オスメニアピーク管理事務所から登山開始
ざっくり言うと「バス+バイクタクシー」でオスメニアピークのふもと(管理事務所)まで行き、そこから歩いて山頂を目指すという流れです。
では次に、その流れを詳しく見ていきましょう。
バスターミナルに着いたら近くにいる係員に「オスメニアピークへ行きたい」と伝えます。
すると、乗るべきバスを指示されるので、そのバスに乗り込みましょう。
料金はエアコン付きバスが150ペソ、乗車時間は3~4時間ほどです。※道路状況により異なる
バスを降りる場所は、Dalagute(ダラゲテ)という町になります。
バスに乗車した際、添乗員(車掌)へ「オスメニアピークへ行きたい」と伝えておけば、ダラゲテで降ろしてもらえます。
この写真の場所でバスを降ります。
この交差点を右へ進むとオスメニアピーク、直進するとオスロブ方面となります。
Dalagute(ダラゲテ)でバスを降りた後、ここからオスメニアピークまではバイクタクシーに乗って行きます。
バイクタクシーは辺りにたくさん待機しています。
バスを降りると周辺にいる人が「オスメニアピーク?」「ハバルハバル?(バイクタクシーという意味)」と声をかけてくるので、簡単に見つけることができるでしょう。
もし見つからなければ(または分かりにくい)、この写真にあるセブンイレブン前まで移動しましょう。
セブンイレブン前には必ず誰かが待機しているので、「ハバルハバル(バイクタクシー)でオスメニアピークへ行きたい」と声をかけてみてください。
セブンイレブンに寄ったついでに、飲み物やスナック菓子などを買っていくのもいいですね。
ダラゲテからオスメニアピークのふもと(管理事務所)までは一人片道100ペソ、乗車時間は約30分です。
帰りですが、行きに利用したバイクタクシーに交渉して待っていてもらっても大丈夫。
ですが、管理事務所付近には客待ちのバイクタクシーがいるので、それを利用してもいいでしょう。
行きのバイクタクシーに待機してもらう場合は、その分の料金が発生します。※金額は交渉次第
「オスメニアピークでバーベキューや料理をしたい」という人は、バイクタクシーでオスメニアピークへ向かう途中にあるマーケット(Mantalongon Public Market)に寄るといいでしょう。
ここでは、野菜・精肉・魚介類をはじめ、各種日用品を購入することができます。料理の際に必要な飲料水も、セブ市内で買っていくよりここで買った方が便利でしょう。
バイクタクシーで行く道は、そのまま道なりに進んでいくとオスメニアピークまで行くことができます。
ですが、2か所だけ紛らわしい場所があるので、そこをご紹介しておきます。
なお、バイクタクシーで行く人は基本的には乗っているだけで大丈夫ですが、念のため知っておくと安心だと思います。
先ほどのマーケット(Mantalongon Public Market)からすぐの所に、上記のような場所があります。
ここで左折します。
直進してもオスメニアピークへ行くことができますが、かなり遠回りになってしまうので注意してください。
そしてもう一か所。
取材時には「オスメニアピークはこっち→」と小さな看板が出ていましたが、うっかりすると見落としそうだなぁと思いました。
ここで確実に右方向へ進みます。左へ行ってしまうと、全然違うところへ行ってしまいますので注意してください。
ちなみに、この場所からオスメニアピークのふもと(管理事務所)までは、バイクで2~3分ほどなので、もうあと少しという場所ですね。
バイクタクシーで走ること約30分。目的地であるこの写真の場所に到着です。
バイクタクシーはここまで。ここからは、いよいよ歩いて行きます。
なお、車やバイクで自走してきた人は、この道路周辺に駐車することができます。
「ちゃんと見ておいてあげるよ」と声をかけてくる人がいます。
帰る際、チップとして50ペソほどを渡すと喜ばれますよ。
写真の先に見えている建物が管理事務所です。
オスメニアピークへ入山する際は、必ずこの管理事務所へ寄ります。
入山料30ペソの支払いと、名簿への記名を行いましょう。
ここで、ガイドが必要かどうか聞かれますが、山頂への道は分かりやすく迷うこともないので、個人的には必要ないと思います。ガイドを頼みたいという場合は、ガイド一人につき100ペソほどのガイド料が相場です。
というわけで、少し長くなってしまいましたがオスメニアピークへの行き方について説明しました。
もし不明なことがあれば、コメントや問い合わせ、TwitterのDMから聞いてください。
なお、セブ市内からオスメニアピークまでの道中すべてを動画で撮影しています。
その動画を観ると、道中の様子のイメージがつかみやすいと思いますので、興味のある人は是非チェックしてみてください。
オスメニアピークへ行くまでの動画はこちらから。
オスメニアピークについて
オスメニアピークは、セブ島で一番高い山として多くの人に親しまれています。
管理事務所の発表によると、標高は1,042mですから、本格的な登山というよりはハイキング感覚で登ることができるでしょう。
つまり、「登山初心者でも気軽に登ることができる山」というわけです。
実際、カリパイが訪れたこの日、多くのフィリピン人を見かけましたが、ほとんどの人がTシャツ&ビーチサンダルという普段街中へ行くような格好でした。
いや、さすがにビーチサンダルは歩きにくい(後ほど説明します)ですし、時期によっては天候が変わりやすく「暑い&寒い」状況を予測するのが難しいので、それなりの服装や装備を整えておくことをおすすめします。
参考までにカリパイの装備をまとめておきます。
- Tシャツ(速乾性のもの)
- 長袖のパーカー
- ジーンズ
- 運動靴
- キャップ
- 大きめのリュック
- タオル
- 雨具
- ペットボトル(水分補給用)
- スナック菓子(糖分補給用)
- スマホ(写真撮影用)
- ゴープロ7(動画撮影用)
スポット情報
オスメニアピーク(Osmena Peak)
住所:Mantalongon, Dalaguete, Cebu
営業時間:24時間 ※テント泊可
定休日:なし
入山料:30ペソ
山登りスタート!
カリパイ
管理事務所にて入山料の支払いと記名を済ませたら、いよいよ山頂へ向かって歩いて行きましょう。
山頂までは、ゆっくり歩いて30分ほどです。
山頂への道のりですが、舗装はされておらず小石や岩がむき出しになっています。
場所によっては、このように傾斜がキツいところもあります。
先ほどもお伝えしましたが、やはりビーチサンダルでは怪我の心配もあるため、歩きやすい運動靴の方がいいと思います。
途中、このような見晴らしの良い景色も楽しむことができますよ。
ここへ来るまでにバイクタクシーで走ってきた道が見えますね。
この写真の場所で、山頂までは半分の距離です。
ちょっと空模様が心配になってきましたが、頑張って歩いて行きましょう。
まもなく山頂というところで、風が強くなってきました。
写真に写っている白いものは雲です。雲が風に流されている光景を目の前で見るのも、なかなか貴重な体験ですね。
山頂に到着!
管理事務所を出てから約30分。無事、山頂に到着しました。
ちょっと足下がでこぼこしているので、気を付けてください。
それでは、山頂からの景色をどどーんとご紹介していきます。
おっと、熱々ですなぁ・・・。
足を滑らせて下へ落ちないよう気を付けてくださいよ笑。
この日、山頂へ到着したときは厚い雲が出ていましたが、それから30分後。
青空が広がってきました。
それにしてもフィリピン人は写真撮影が好きですね。
風景だけの写真ではなく、必ず自分を映り込ませるのがフィリピン流です。
この山頂からは360°周囲を見渡すことができ、東にはボホール島、西にはモアルボアル、さらにはネグロス島まで見ることができます。
山頂では特にやることがなくても、ただただ素晴らしい景色を眺めているだけであっという間に時間が過ぎていきますね。
それではここで、この日に撮影した写真の中から気に入っているものをご紹介します。
やはり日差しが出ていると写真も映えますね。
最後の写真は、ふもとまで戻った所で撮影したものです。立派な牛がいましたよ。
まとめ
ハイキング感覚で手軽に登山を楽しむことができる「オスメニアピーク(Osmena Peak)」についてご紹介しました。
天気の良い昼間は、空の青さと山の緑が本当に鮮やかですし、夜は満天の星空を楽しむことができます。
ただし、山頂付近で一晩明かす場合は、防寒具や食料等しっかり準備をしていきたいですね。
最後に、オスメニアピーク登山の様子をまとめた動画を作りましたので、そちらもあわせてご覧ください。
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