こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
フィリピン生活満喫中のカリパイ( @legendarykalipy)です。
あなたはアドベンチャーが好きですか?
突然そう言われても「えっ?」ってなっちゃいますよね。失礼しました。
実はまだあまり知られていない「知る人ぞ知る」的な観光地をご紹介しようと思い、ちょっと足を伸ばしてきました。
その名も『ファンタスティックアイランド(FUNTASTIC ISLAND)』。
目的地へたどり着くまでに現地の人との交渉があり、セブ市内からも距離があるため、ちょっとしたアドベンチャー気分を味わうことができます。
旅慣れしている人には楽勝ですが、そうでない人にとっては少しハードルが高いかも。
でもご安心ください。
そんなあなたのために、行き方・施設利用方法など徹底解説しますよ!
場所
セブ島北部の「Medellin(メデリン)」という地域とその西側にあるバンタヤン島との間、セブ島寄りのところに「Gibitngil(ジビットニル)」という小さな島があります。
マップ上では「Funtastic Beach Resort」となっていますが、これが『ファンタスティックアイランド(FUNTASTIC ISLAND)』という名称のリゾート施設です。
地図を見て分かる通り、セブ市内からちょっと遠いですが、日帰りで十分楽しむことができますよ。
行き方
まずは行き方について簡単にまとめてみます。
では次に、上記の内容を詳しく見ていきましょう。
①セブノースバスターミナルへ行く
タクシーやジプニーなどで向かいます。
SMシティモールからだとタクシーで5分ほどの距離です。
長距離バスのターミナルはもう一つ「セブサウスバスターミナル」がありますが、くれぐれも間違えないようにしてくださいね。
②セブノースバスターミナルからバスに乗る
「Kawit(カウィット)」行きのバスに乗ります。
エアコン付きのバスが181ペソ(約360円)、エアコンなしのバスが161ペソ(約320円)です。
セブノールバスターミナルからカウィットまでは、道路状況にもよりますが約4~5時間かかります。
エアコン付きのバスは車内がとても冷えるので、上着を一枚持っていきたいですね。
③バスを降りる
「Kawit Public Market(カウィット パブリックマーケット)」でバスを降ります。
バスの進行方向左手に、上記写真の場所が見えるので目印にしてください。
この写真にある路地を入っていくと、海に出ます。徒歩で2分ほどの距離です。
その辺りにいる人に「ファンタスティックアイランドへ行きたい」と話しかけると、ボートを紹介してもらえます。
時刻表がある定期船ではなく、個人のボートを交渉してチャーターするスタイルです。
一応協定のようなもの(暗黙の了解)があるようで、いろいろ声をかけましたが、みな1,500ペソ(約3,000円)という価格でした。
これは往復の運賃になります。
10人ほど乗船可能なので、人数がいれば安く済みますね。
ところがです。
カリパイが交渉した人は大幅に値引きしてくれ、往復700ペソ(約1,400円)でOKしてくれました。
ラッキー。
なので、頑張って交渉してみてください。交渉は英語で可能ですが、ビサヤ語ができるとさらにスムーズにいくでしょう。
こちらが、カリパイがチャーターしたボートです。
いつものようにカリパイはマイバイクで行ったのですが、バイクもボートのオーナーの敷地内に止めさせてもらえましたよ。
④チャーターボートで島へ向かう
カウィットからファンタスティックアイランドまで、ボートの所要時間は20分ほどです。
ただし、これは天候がよく、海のコンディションがよい場合です。
海のコンディションがよい場合は、この写真のように直接ファンタスティックアイランドに到着となります。
カリパイ
なんとカリパイが訪れたこの日は運悪く、風が強い&波が高い状態。
カウィットからファンタスティックアイランドがある場所へは島を回り込む必要があるのですが、この日は波が高く危険とのことで、別の場所へ上陸することになりました。
⑤島に到着
ここからは少し特殊なケースということで「直接ボートでファンタスティックアイランドに着かなかった場合」についてご紹介します。
ちなみに少しややこしいのですが、この島の正式名称は「Gibitngil(ジビットニル)」です。
この島の西側に「ファンタスティックアイランドという名前のリゾート施設がある」と理解してください。
カリパイが乗ったボートは、島の東側にある船着場へ到着しました。
位置関係のイメージ図
ジビットニル島は小さな島なので、歩いて行ってもそれほど時間はかかりません。
というわけで、島内散策をしがてら徒歩でファンタスティックアイランドを目指しました。
ファンタスティックアイランドまでの道は、きれいに舗装されていました。
島で暮らす子どもたちが遊んでいましたよ。
南国の植物やフルーツがたくさん見られました。
のんびり歩くこと30分。目的地に到着です。
通常であれば、このように島内を歩く必要はありませんが、これも何かの縁ですかね。
緑鮮やかな島内を散策することができ、大満足でした。
料金
この場所で入場料等を支払います。
コテージの使用料など料金は以下のようになります。※2018年8月現在
- 入場料:15ペソ
- コテージ小:200ペソ
- コテージ中:300ペソ
- コテージ大:400ペソ
- コテージ最上階:500ペソ
- ジップライン:50ペソ(片道)
- カヤック:200ペソ(1時間)
支払いは現金のみ対応となります。
施設の様子
もうお気付きかと思いますが、「ファンタスティックアイランド」の英語表記がちょっと変わっていますよね。
FUNTASTIC ISLAND
そうなんです。「すばらしい」という意味の単語なら「FANTASTIC」が正しいスペルです。
FUNTASTIC → FUN:楽しみ、楽しい、おもしろい
当て字で作られた単語というのが分かると思います。つまり、「楽しいこと」「おもしろいこと」がたくさんある場所ということですね。
それではファンタスティックアイランド施設の様子を見ていきましょう。
砂浜から沖に向かって30mほどのところに、岩場を上手くアレンジして作られた島のような場所があります。
その場所へは、橋が架かっているので歩いて行くことができます。
コテージ
各コテージはちょっとボロい感じもしますが、まぁそこはご愛敬。
自分たちの荷物を置き、ゆっくりすることができる場所があるのはうれしいですよね。
目の前、すぐ足下は海なので、眺めが最高です。
この日は風が強くて大変でしたが、穏やかな天気の日は風通しがよくて過ごしやすいと思います。
ジャンプ台
はい。こちらはファンタスティックアイランドでのお楽しみの一つ、ジャンプ台です。
高さはかなりありますよ。おそらく20m以上はあると思います。
勇気のある人は是非とも挑戦してみてください。無料で何回でもできますよ。
ちなみに、この日は海のコンディションが悪くジャンプ禁止でした。
カリパイ
機会があれば、次回は必ずチャレンジしたいと思います笑。
遊泳可能な場所
「ここは遊泳禁止です」のような制限は特に設けられていません。
なので、自分の好きな場所で泳ぐことができます。※くれぐれも自己責任で
コテージの周りには、写真のような海へ入ることができる階段も設けられていますよ。
残念ながらこの日は波が高く、泳ぐには少しハードなコンディションでした。
地元の人の話によると、いつもは波もなく穏やかで、海の透明度も高いとのこと。
さすがにこの状態では危険すぎますよね。白波がザバンザバン打ち寄せていましたから。
食事について
実はここファンタスティックアイランドには、食事ができるレストランのようなものはありません。
ここを訪れる人の多くが、自分たちで食材を持ち込み、調理しています。
写真のような無料で使用することができるかまどがあるので、調理場所の心配はありませんよ。
一応ちょっとした売店(サリサリストア)が受付横にあり、スナック菓子、ジュース、ビールを買うことができます。
こっそり紹介!カリパイ流マル秘裏技
食材や料理を持ち込まないと食べるものがない・・・。
ここへ来る前に、カウィットのマーケットで買い出しをすることができますが、それはちょっと面倒だなという人のために、ここで「マル秘裏技」をご紹介します。
それはズバリ「この島の人に食事を作ってもらう」です。
カリパイ
はい、可能です。もちろん、無料じゃありませんよ。
というわけで、今回はチキンのスープを作ってもらうことにしました。
そこへ運ばれてきたのは、生きているニワトリ。
ちょっと小ぶりですが、まぁいいでしょう。
スープの味付けや、その他の具材について要望を伝えます。
ここで金額面での折り合いが付けば、オーダーは完了。あとは出来上がりを待つだけですね。
待つこと1時間ほど。
鍋に入ったチキンスープと、炊きたてのライスが運ばれてきました。
絞めたばかりのニワトリを初めて食べましたが、めちゃくちゃ美味しいですね。
肉がほどよく引き締まっていて、「ザ・新鮮」という食感でした。
温かくて新鮮な食材を使ったスープは、海で泳いだ後の少し冷えた体にとって最高のごちそうとなりました。
その他
1時間200ペソ(約200円)でカヤックを借りることができます。楽しそうですよね。
そしてこちらが、ジップライン。
距離およそ100mとそれほど長くはありませんが、50ペソ(約100円)で体験できるのがいいですね。
崖の上から宙づりの状態で海を渡る。
スリル満点ですよ。
スタッフに聞いたところ、近いうちにジップラインの距離を延長するそうです。
距離が今の3倍ほどになるとか。楽しみですね。
トイレや着替えは、受付から見て正面に見えるオレンジ色の小屋で行えます。
快適度はあまり期待しない方がいいですが、ないよりはマシですよね。
さて、それではここで、ファンタスティックアイランドについてまとめた動画をご覧ください。
荒れ模様の海の中を撮影したシーンもありますよ。※動画再生時間5分
まとめ
「知る人ぞ知る」的な観光地として『ファンタスティックアイランド(FUNTASTIC ISLAND)』をご紹介しました。
ここまでを簡単にまとめると以下のようになるでしょうか。※2018年8月現在
〈良い点〉
- 施設の利用料が安い
- 海がきれい
- ジャンプ台やジップラインなどスリルを味わえる
- 自分たちで食事を作ることができる
〈気になる点〉
- セブ市内から遠い
- ボートを含めアクセスがまだ整備されていない
- レストランがない
正直言って、アクセス抜群で設備が整った観光地というわけではありません。
その代わり、知名度がそれほど高いわけではないので、穴場スポットとしてのんびり過ごすことができるメリットもありますね。
また、冒頭でも述べましたが、旅慣れしていない人にとっては、移動手段や食料調達など少し難しい部分もあるでしょう。
ですが、そういったことも旅の醍醐味。
困難を乗り越えた先に、素晴らしい景色、きれいな海があなたを待っていますよ。
ではまた。
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