こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
フィリピン生活を満喫中のカリパイ( @legendarykalipy)です。
ジンベイザメウオッチングで有名なオスロブからすぐ近くにあるスミロン島(Sumilon Island)をご存知でしょうか。
自然保護区に指定されているこの島は、透き通る海に囲まれた小さな島です。
近年オスロブのジンベイザメウオッチングとあわせて訪れる人が増えている、秘かに人気上昇中のスミロン島。
この島にある『ブルーウォータースミロン(BLUEWATER sumilon)』というリゾートホテルのデイユース(日帰り利用)が超イケてるんです。
マクタン島にもあるブルーウォーターリゾートの系列店ですから、期待せずにはいられませんね。
というわけで、今回は『ブルーウォータースミロン(BLUEWATER sumilon)』への行き方・利用方法・料金等、徹底的に紹介しちゃいますよ!
目次
場所
スミロン島はセブ島南端、オスロブからほど近い場所に浮かぶ小さな島です。
以下の記事でも説明していますが、基本的にはオスロブへ行く行き方と同じで、セブ市内からの場合、セブサウスバスターミナルからバスに乗ります。
「オスロブ行き」または「BATO行き」のバスに乗りましょう。
参考 「セブ島」超定番観光スポット【オスロブ】ジンベイザメウォッチング(Whale Shark Watching)迫力満点で大満足間違いなし!※動画あり伝説のKalipayバスの所要時間は約3~4時間程です。※道路状況による
スミロン島へのアクセス
2018年5月現在、スミロン島へのアクセスは大きく分けて2通りあります。
一つ目はオスロブ周辺でスミロン島へ行ってくれるボートをチャーターする方法。
もう一つは『ブルーウォータースミロン(BLUEWATER sumilon)』のデイユース(日帰り利用)または宿泊でスミロン島へ行く方法です。
ここがポイント!
スミロン島までのボートをチャーターする場合、チャーター代は1,500ペソ(約3,000円)以上が相場です。
グループで行く場合などは割り勘すれば一人あたりの費用を安く抑えることができますね。しかし、少人数の場合は、少し痛い出費になってしまいます。
しかも!ボートをチャーターしていく場合、なんとスミロン島に上陸することができません!
この地図はブルーウォータースミロンが作成したスミロン島の地図ですが、この地図の中の右下、肌色の円形部分しか利用することができないんです。
つまり、「ブルーウォータースミロン利用者以外は、スミロン島のごく一部分しか利用できず上陸もできない」ということになります。
カリパイ
以上のことから、「せっかくなのでスミロン島を存分に楽しみたい」「食事や十分なサービスを期待したい」という方はブルーウォータスミロンのデイユース(または宿泊)の方がトータル的にお得になると思います。
しかし!安心してください。
先ほどの限定されたエリアについてですが、限られたエリアとはいえ、さすがはスミロン島。海はめちゃくちゃキレイですよ。
この写真の場所がブルーウォータスミロンの利用者以外でも利用可能な限定エリアです。
海の色が薄くなっている場所は水深が浅く、潮が引くと白い砂浜が姿を現します。
見てください、この水の透明度を。
数は少なかったですが魚も見かけましたよ。
「一部分だけでもいいからとにかくスミロン島を体験してみたい」「大人数のグループでなるべく安上がりにしたい」という人は、ボートをチャーターして行くのもいいかも知れませんね。
ちなみに、楽して満喫したい方はセブ初発スミロン島観光の現地ツアーに参加してみましょう。
タビナカのツアーはホテルまでの送迎付きなので、行き帰りの体力を気にすることもありません!
というわけで、次に「ブルーウォータースミロン」を利用する場合について説明していきます。
「ブルーウォータースミロン」のデイユース(日帰り利用)
まずはこの写真の場所「Sumilon Bluewater Island Resort Port」を目指します。
ここはオスロブのジンベイザメウオッチングができる「Oslob Whale Shark Watching」から車でわずか2分のところにあります。
ハイウェイを道なりに南下してください。
先ほどの写真の場所にはセキュリティガードがいますので「スミロン島へ行きたい」と伝えましょう。
受付&料金
まずは受付でデイユース参加の申し込みをします。
「デイツアーパッケージに参加したい」または「日帰り利用をしたい」と伝えましょう。受付では英語・タガログ語・ビサヤ語が通じます。
残念ながら日本語は通じないので、頑張って英語でやり取りしましょう。
【英語例文】
I would like to participate in a day tour package.
(デイツアーパッケージに参加したいです)
I want to go to Sumilon Island as a day use customer.
(日帰り客としてスミロン島へ行きたいです)
当日申し込みでもまったく問題ありませんが、事前に予約することも可能です。
参加人数が多い場合は事前に問合せ&予約をしておいた方が安心ですね。
デイユースの利用料金は以下のようになります。
※2018年3月15日より以下の価格が適用されています
平日(月~金):2,000ペソ(約4,000円)
土日・祝日:2,500ペソ(約5,000円)
※6~11歳の子どもは半額
※0~5歳の子どもは無料
※2018年3月14日以前は「平日1,500ペソ、土日祝日2,000ペソ」でしたが、価格が変更されていますのでご注意ください。
利用料を支払い受付を済ませると、手首にバンドを巻いてもらえます。
「ドリンク」や「シュノーケルセット」などのアイコンがプリントされており、それらを利用するたびに「利用済み」のチェックが入ります。
ちなみにこのバンドは防水加工されているため、そのまま海に入っても大丈夫です。
スミロン島へ行くまでの流れ
受付を済ませたので、いざスミロン島へ!といきたいところですが、慌てない慌てない・・・。
スミロン島へ渡る専用の船にはスケジュールがあります。
オスロブのジンベイザメウオッチングを済ませてからの場合は、11時発の船がちょうど便利かと思います。
スミロン島での希望滞在時間や帰りの予定を考えて、自分に合ったスケジュールを組みたいですね。
ちなみにですが、カリパイは今回「行き:11:00 帰り15:30」の船に乗り、スミロン島には約4時間滞在しましたよ。
さて、11時の船まで少し時間があったので周辺を散策しました。
レセプションの前にはちょっとしたビーチがあり、海の向こうにはスミロン島が見えています。
しかしこの日は日差しが強かったので、日陰になっている待合所へ避難。
すると「ウェルカムドリンク」ということで甘さ控えめのアイスティーを出してもらえました。
乗船時刻10分前になると、デイユース利用者に向けての説明会が開かれます。
ここでは利用にあたっての注意事項やデイユースに含まれるサービスの確認が行われます。
- スミロン島往復の船代
- 駐車料金無料
- ウェルカムドリンク
- ランチビュッフェ(食べ放題)&ワンドリンク付き
- ビーチタオルの使用
- ラグーンスイミングプールの利用
- ラグーンビーチの利用
- シャワールームの利用
- シュノーケルセットの利用
- ビーチベッドの利用
- 島内トレッキング
- 魚への餌付け
- カヤックの利用
これらがすべて利用料金に含まれています。
カリパイ
この時点でもうワクワクが止まりませんよ。
事前説明会も終わり、この後いよいよ船に乗り込みます。
船にはこの桟橋から乗ります。
船は40人ほど乗り込める大きさです。
カリパイが訪れたこの日は平日でしたが、船は乗客でいっぱいでしたよ。
すでに目の前に見えているスミロン島へ向けて出発です。
船に乗ってから約15分。
スミロン島がもう目の前まで迫ってきました。
海の色が違いますね~。もちろん透明度抜群です。
スミロン島に無事到着です。帰りの船もこの場所から出ますよ。
「ブルーウォータースミロン」施設紹介
ここからは、ブルーウォータースミロンの施設紹介です。
今回はデイユース利用者の視点でいろいろご紹介していきます。
まずは島の地図を確認しておきましょう。
赤枠で囲んだエリアにいろいろ施設が集まっているので、以下にこの部分を拡大した地図で説明します。
拡大地図の下の方に「船着場」がありますね。ここは先ほどご紹介した船が着いた場所です。
船を下りた後、まずは「総合受付」がある場所へ進みます。
船に乗る前に受付は済ませているため、スミロン島に上陸後、特別何か手続きをすることはありません。
一部有料のサービスを利用する際は、この総合受付で申し込みや料金の支払いをします。
ビュッフェ会場やブルーウォーター客のみが利用できるラグーンビーチ等は、総合受付からさらに先へ進んだ場所にあります。
船着場からラグーンビーチまでは、のんびり歩いて7分ほどです。
島内にはこのような宿泊施設が各所にあります。デイユース利用の場合は、これらの施設を利用することはできません。
気になる方は宿泊プランをチェックしてみてください。
スミロン島にある唯一のホテルということで特に欧米からの旅行者に人気があり、常に予約が入っている状態です。
宿泊を希望する方は、早めにスケジュールを考え予約しておきたいですね。
総合受付のすぐ前に、このような素晴らしいプールがあります。
ですが、このプールは宿泊客のみ利用でき、デイユース客は利用できないのでご注意ください。
さてここからは各施設についてもう少し詳しく見ていきたいと思います。
ビュッフェ会場&食事の内容
デイユース利用の最大の楽しみともいえるランチビュッフェ。
2,000ペソ(約4,000円)の元を取りたいところですよね。
カリパイ
料理はフィリピン料理が中心ですが、どれも見た目がおしゃれでワクワクします。
何よりうれしいのが、サラダ用に生野菜がたくさん用意されている点。ドレッシングも数種類あり、いろんな味を楽しむことができます。
今回カリパイがチョイスしたものはこちら↓です。
味は文句なしで、美味しくいただきました。この中でも特に豚肉の入ったスープが美味しかったです。
フィリピンBBQは肉が少し固かったのでちょっと残念。
パスタのミートソースは甘さ控えめな点がうれしかったですね。
ビールやカクテル(有料)などを飲みたい場合は、このカウンターで注文することもできます。
今回は「量を食べる」ことに専念していたため、アルコール類は飲みませんでした。
先ほどの量を一人で食べきりましたが、おなかいっぱいで大満足でしたよ。
ラグーンスイミングプール
ビュッフェ会場のすぐ目の前にあるスイミングプールです。
それほど広いプールではありませんが、パラソルの下でドリンクを飲みながらのんびりするには最高ですね。
とはいえ、ガッツリ泳いでいる人が結構いましたよw
シャワールーム&ロッカールーム
こちらもビュッフェ会場のすぐ目の前、ラグーンスイミングプールの横にあります。
ここで「タオル」「シュノーケルセット」を借りることもできます。※無料
ロッカーは鍵が付いています。
ロッカーの利用は、まず総合受付で申し込みをします。
その際、使用料100ペソ(約200円)と保証料100ペソ(約200円)の計200ペソ(約400円)を支払います。
支払後、鍵を渡されるので、その後はそのままロッカーを使用できます。
保証料は鍵を返却する際に戻ってきますよ。
シャワールームはトイレと兼用で、デイユース利用は自由に使用することができます。
ラグーンビーチ
続きましてはビーチのご紹介です。
スミロン島の最大の魅力といえば「美しい海」ですよね。
シュノーケリングが楽しめる場所は大きく分けると、ここ「ラグーンビーチ」と「サンドバー(一般利用可能エリア)」です。
ラグーンビーチの砂浜は少し大きめの珊瑚の欠片や大きな岩があるため、若干足下は悪めです。
しかし、海の中はもうホントに素晴らしい!
遠浅のように見えますが、沖合30mほどで水深5mを超えてきます。
海の透明度が高く、魚たちがたくさん泳いでいましたよ。
この写真を見てください。名前はわかりませんが魚の大群が泳いでいました。
この光景、波に身を任せプカプカ浮きながらしばらく見とれてしまいましたよ。
海の中の様子は動画にもまとめたのでご覧ください↓
こういうとき、水中で撮影することができるカメラがあると便利ですね。
動画で撮っておいて、あとでパソコンに取り込んで静止画としても使えますよ。
タビナカのスミロン島ツアーでは、オプションでGoProカメラのレンタルが可能です。買うほどでもないけれど、スミロンの美しい海の中は写真に残したい!という方にはおすすめですよ。
サンドバー(一般利用可エリア)
こちらは冒頭でもお伝えした「ブルーウォータスミロンの利用者以外でも利用可能な限定エリア」です。
もちろん、ブルーウォータスミロンの利用者もここで泳ぐことができます。
総合受付がある場所から、このような道を15分ほど歩いて行きます。
歩くのはちょっとしんどいなぁという方は、無料シャトルバスが運行されているのでそちらを利用するのも手ですね。
カリパイは森林浴をかねて歩きました。
小鳥のさえずりや木漏れ日が心地よかったですよ。
先ほどの林道をまっすぐ進むと、突き当たりでこのような場所に出ます。
写真に見えている階段を降りて海の中へ入ることができますよ。
この場所は水深がとても浅く、引き潮の際には砂浜が出現します。
水中もチェックしましたが、魚の数はラグーンビーチの方が圧倒的に多かったですね。
カヤック
こちらはビュッフェ会場のすぐ横にあるラグーンです。
ここでは、カヤックに乗ることができます。※無料
先ほどのロッカーがある場所のカウンターで申し込みをします。
ラグーン内は波がないので、安心してカヤックに乗ることができますよね。
マッサージ
施設内には、マッサージを受けることができる場所があります。
手前は竹の壁で覆われていますが、向こう側は海の景色が広がっています。
マッサージの料金は、セブ市内の格安マッサージと比べると割高ですが、リゾート施設のマッサージなのでこれぐらいはするかと思います。
今回は試しませんでしたが、機会があれば受けてみたいですね。
自転車レンタル
1時間150ペソ(約300円)で自転車を借りることができます。
自転車に乗ってスミロン島を回ってみるのもいいですね。
喫煙エリア
スミロン島内では喫煙できる場所が限られています。
喫煙可能場所は、総合受付からサンドバーへ向かう途中にあります。
ビーチで吸っていると巡回しているスタッフにこっぴどく注意されますよ。
ドリンクバー
こちらのバーでは、ビールを始め各種カクテルなどアルコール類やフレッシュジュースを注文することができます。
価格は・・・思いっきりリゾートホテル価格なので覚悟が必要です汗
こちらサンミゲルライト。サービスチャージ込みでなんと195.20ペソ(約390円)!!
高い!高すぎる!
セブ市内のスーパーなら約5本分の値段です。
1本だけ購入したカリパイ。
一気に飲まず、少しずつ味わって飲んだのは内緒ですよ。
スミロン島現地ツアー参加のすすめ
慣れない方には、セブ島からの移動も何かとわからないことが多いはず。そんな方にカリパイがお勧めするのはスミロン島現地ツアーへの参加です。
タビナカのツアーでは、一日でスミロン島だけでなくオスロブにてジンベイザメとのシュノーケリング体験もできるツアーが催行しています。
盛りだくさんの内容なので明け方に出発になりますが、ホテル送迎付きなので楽々。
初めての方には是非利用してほしいですね。
【送迎付き】ジンベイザメと泳ぐオスロブ+南国の楽園スミロンのアイランドホッピングの詳細はこちら!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
デイユース(日帰り利用)の料金2,000ペソ(土日祝日は2,500ペソ)は決して安くありませんが、船の手配の心配もなく、美味しいビュッフェランチと美しい海が利用できることを考えれば、かなりお得感があると思います。
タオル貸出サービス、鍵付きロッカーなどもうれしいですよね。
個人的には、ブルーウォータースミロン利用者しか入ることのできないラグーンビーチが超おすすめです。
魚の群れとの遭遇は本当に感動しましたよ。
今回は日帰り利用でしたが、いつの日か宿泊プランでもう一度訪れみたいと思います。
美しい海に囲まれたスミロン島。
オスロブのジンベイザメウオッチングとあわせて、是非とも足を運んでみてください。
ではまた。
とても参考になりました!!
ブルーウォータースミロンのシャワールームにはボディーソープやシャンプー、ドライヤーなどはございますか??
せいらさん
自分が訪れたときにはありませんでした。
ボディーソープやシャンプーは、自前で用意したいですね。
もしドライヤーを日本から持ち込む場合、フィリピンは日本と電圧が違うので注意してください。
↑どうしてもドライヤーを使いたいのなら、現地のショッピングモールで購入したものを持っていくのが良いと思います。
シャワーがあるのみといった感じなんですね(^^) ネットで色々見ていても載っていなかったのでとても助かりました! ありがとうございます。