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【セブおすすめ定番観光地】スクボ博物館(Museo Sugbo)

こんにちは。ご訪問ありがとうございます。

フィリピン生活を満喫中のカリパイ( @legendarykalipy)です。

異国の地の歴史は好きですか?

旅行で訪れるにしても在住するにしても、その土地の歴史を知ることは、ものの見方を広げ、見識が深まるものです。

そこで今回は「フィリピン・セブ島の歴史を知りたい」という方におすすめな『スクボ博物館(Museo Sugbo)』のご紹介です。

場所

場所はアヤラモール、SMモールからいずれもタクシーで10~30分(交通状況による)と便利なところにあります。

ロビンソンガレリアセブからだとタクシーで5分の距離です。

ものすごく有名な博物館なので、ほとんどのタクシードライバーは場所を知っているはずですが、もしわからないようでしたらグーグルマップを見せた方が無難でしょう。

車やバイクで行きたい方は、駐車場出入口の場所に注意してください。

「スクボ博物館」駐車場入口について

駐車場へは、地図上スクボ博物館の南側にある道「R.Mercado Street」から入ることができます。

通常時ゲートが閉まっていますが、声をかけると門衛が開けてくれますよ。

なお駐車料金は無料です。

スクボ博物館(Museo Sugbo)について

フィリピン・セブの歴史を知ることができる博物館として有名なスクボ博物館ですが、その昔ここはセブ州の地方刑務所だったんです。

その後、紆余曲折を経て2008年8月5日に博物館としてオープンしました。

現在は常設の展示室と、不定期開催される様々なイベントなどにより、多くの来場者を迎えています。

入場料

フィリピン居住者(フィリピン人)

・大人:30ペソ(約60円)

・学生・高齢者・障害者:10ペソ(約20円)

外国人

・大人:75ペソ(約150円)

・学生・高齢者・障害者:50ペソ(約100円)

開館時間

午前9時~午後6時

月曜日~土曜日(日曜日は休館)

※ニューイヤーとクリスマス以外の祝日は開館

館内の様子

受付で入場料を支払い名簿に記名を済ませた後、館内を案内してくれるガイドが必要かどうかを聞かれます。

このガイドサービスは無料なので、特に断る理由がなければ利用した方がお得ですね。

カリパイが訪れたこの日は、OJT(On The Job Training)いわゆる「職業訓練生」として働いている大学生(24歳男性)がガイドをしてくれました。

説明はすべて英語ですが、たまに冗談を交えながら楽しく説明してくれましたよ。

 

それでは館内の様子を見ていきましょう。

展示スペースは各テーマごとに分かれており、時代の流れに沿って順に見ていくことをおすすめします。

ガイドさんに付いてもらう場合は、すべて案内してもらえるので安心ですね。

昔の暮らしの様子

こちらは大昔のセブ地域の暮らしについての展示です。

土器や狩猟道具・農耕道具など、様々な出土品が展示されています。

昔の人々の生活様式や農作業の様子などを知ることができますよ。

スペイン統治時代

お次はスペイン統治時代についての展示です。

ここでは、スペインの冒険家マゼランがセブ島へやってきて、のちにスペインによる植民地化が進んでいく過程での貴重な資料や遺物が展示されています。

スペイン統治時代についてはセブ定番観光地である「マクタン・シュライン」「サンペドロ要塞」でも知ることができますね。

展示されているパネルに当時の様子が詳しく説明されています。※説明は英語とタガログ語

「説明文を読むのが難しい」という方もいると思いますが、写真や展示品を見るだけでも十分雰囲気が伝わると思いますよ。

1900年代~第二次世界大戦

このパネルによると、1907年に「カルカーからダナオ」の区間で汽車が走っていたそうです。

カリパイ

えーっ!セブに汽車が?!

ガイドさんの説明によると、この路線はすでに取り壊されていますが、現在も一部地域でその当時の面影が残っているところがあるそうです。

 

こちらは第二次世界大戦時の様子を紹介する展示です。

日本軍がフィリピンにいた当時の様子をいろいろ知ることができます。

日本軍がフィリピンを占領し、アメリカとの戦いをフィリピンで繰り広げたことから多くのフィリピン人犠牲者を出したのは紛れもない事実です。

資料によるとフィリピン人犠牲者の数はおよそ100万人だそうです。

加害者側(日本)と被害者側(フィリピン)が明確であったにもかかわらず、日本のことを許しフィリピンと日本との間で和解が成立したことを忘れてはならないでしょう。

その他のコーナー

他にも、フィリピンの英雄についての展示や、歴代大統領について紹介しているコーナーがあります。

またセブ都市開発の歴史に関する展示もあり、フィリピン、セブについての見聞を広げることができますね。

伝統文化のコーナーでは、セブ島最大のお祭りである「シノログフェスティバル」に関する展示や、ビサヤ圏(セブ島を含むフィリピン中央部域)の特色のある文化様式に関する展示などもあります。

 

こちらは刑務所時代に水源として使用されていた井戸の跡地です。※一部復元済み

この井戸は通称「希望の井戸」と呼ばれており、中をのぞくとたくさんの硬貨が投げ入れられていました。

 

館内にはお土産を購入することができるショップが2店あります。

手作りのキーホルダーや置物、アクセサリーやポストカードなど、セブ島旅行の記念に購入してみるのもいいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

まだまだここで紹介していない展示がたくさんありますが、それらについては実際に訪れて確認することをおすすめします。

見学の所要時間は30~120分。さらっと見て回るかじっくり見て回るかで異なります。

今回、スクボ博物館を訪れ、カリパイもフィリピン・セブの歴史についてさらに興味をもつようになりました。

次はあなたの番ですよ!

ではまた。

スクボ博物館(Museo Sugbo)

 

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