こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
フィリピン生活を満喫中のカリパイ( @legendarykalipy)です。
セブ市内から割と手軽に行くことができるカモテス(カモテス諸島)については、当ブログでもすでにご紹介済です。
カモテスの魅力は、他のリゾート地と比べてそれほど開発が進んでおらず、良い意味で「ローカル感満載」という点でしょう。
カリパイはこれまでに数回カモテスを訪れていて、その度に利用していたのが「サンティアゴ ベイ ガーデン アンド リゾート」です。
立地・価格・サービスの観点から、個人的にはこのホテルを大変気に入っており、カモテス旅行の際は必ずここに宿泊しています。
ですが、今回は残念ながら予約を取ることができず、別のホテルを探すことに。
そこで見つけたのが今回ご紹介する『Swisslagoon Restaurant and Hotel』です。
結論から言うと、この『Swisslagoon Restaurant and Hotel』は最高のホテルでした。たった一度の宿泊ですが、リピート確定ですね。
というわけで、気になるホテルの様子についてご紹介していきましょう。
目次
場所
コンスエロ港(Consuelo)があるパシハン島(Pacijan)の南端、サンティアゴ・ホワイト・ビーチにあります。
先ほどご紹介した「サンティアゴ ベイ ガーデン アンド リゾート」は、このビーチをはさんで反対端にあります。
コンスエロ港からは、バイクで約15分ほど。まずはサンティアゴ・ホワイト・ビーチを目指します。
ビーチに到着すると、このようなモニュメントがあるので、これを正面に見て左に伸びている道を直進します。
ここから徒歩で3分ほどです。
はい、到着です。
建物外側の壁には、スイス国旗のペイントがされているので、すぐに気付くでしょう。
それでは、ホテルの様子を詳しく見ていきましょう!とその前に、サンティアゴ・ホワイト・ビーチについて先にご紹介しますね。
サンティアゴ・ホワイト・ビーチについて
- その名の通り「ホワイト・ビーチ(白い砂浜)」
- 遠浅の海
- プライベートビーチではなく、公共ビーチ(無料で利用可)
サンティアゴ・ホワイト・ビーチについてまとめると、上記のようになります。
ここは公共ビーチなので、利用は無料です。ビーチに設けられているテーブルは有料となっています。※一日500ペソほど
また、遠浅のビーチのため、しっかり水に浸かって泳ごうと思うと結構沖の方まで出る必要があります。
なので、ここではガッツリ泳ぐというより「浅瀬での水遊び&ビールを飲みながらビーチでのんびり」という過ごし方が良いと思います。
写真でご紹介
サンティアゴ・ホワイト・ビーチの様子を写真でご紹介します!
※写真を選択(クリック)で拡大表示されます
Swisslagoon Restaurant and Hotelについて
お待たせしました!それではホテルについて見ていきましょう。
『Swisslagoon Restaurant and Hotel』は、ここまでホテルと表現してきましたが、規模的にはペンションハウスといった感じです。
スイス人オーナーが経営するアットホームな宿。旅行サイト「アゴダ」のレビューを見ると高評価が目立ちます。
宿泊した人からの評判が良いのは安心感が増しますよね。
宿泊部屋は全部で2部屋で、徒歩10秒の別の敷地には、ファミリーやグループ向けの大型のコテージもありますよ。
ホテルへ直接連絡を取って予約することもできますが、アゴダで事前に予約した方が簡単&スピーディーです。
直接宿泊予約をする場合、1泊の料金は2,150ペソになります。※料金は一部屋の価格(1~2人利用時)
アゴダだと、それより安い料金での宿泊が可能なので気になる方は下の赤ボタン「部屋の空き状況を確認する」からチェックしてみてください。
施設情報
Swisslagoon Restaurant and Hotel
住所:Santiago beach, Camotes, Cebu
電話番号:092-6682-4975
Email:swisslagoon@gmail.com
Website:http://swisslagoon.com/index.html
Facebook:https://www.facebook.com/Swisslagoon.Camotes
クレジットカードの利用:不可
その他:港への無料送迎あり(要予約) 無料駐車場あり
ここが素晴らしい!Swisslagoon Restaurant and Hotelのおすすめポイント
今回、2泊3日で実際に宿泊してみて気が付いたリアルな感想を、忖度なしでご紹介します。
ただし、冒頭でも述べましたが、結論から言うと本当に最高でした。この料金でこのクオリティは、お得感100%ですね。
それでは順に見ていきましょう。
オーナーの人柄が最高
はい、これ!もうこれだけで、この宿に泊まる価値ありです。
彼の名はアンディ。スイス人です。
フィリピン人の奥様とこの宿を経営されているのですが、彼自身が料理を含めほとんどを切り盛りしています。
後ほどご紹介しますが、彼の料理がもう絶品!昔レストランを経営されていたと聞いて納得です。
アンディさん。とにかく気配りがすごいんです。
見た目はいかつそうに見えますが、とってもフレンドリーで、いつも笑顔で接してくれました。
会話は英語でオッケー。スイスの公用語は「フランス語・ドイツ語・イタリア語・ロマンシュ語」ですが、英語を話せる人も多いそうで、彼も英語が話せます。
ですが、割とドイツ語(聞き方によってはロシア語っぽい?)なまりがあるので、日本人としては発音にそれほど神経質になる必要なく、「お互いになまりのある発音でもいいじゃん」ぐらいの気楽な気持ちで話すことができるでしょう。
ちなみに彼は簡単なビサヤ語も話せますよ。
清潔感のある快適空間
きっとこれも彼の人柄でしょう。
宿内は本当にキレイに整えられていて、清潔感があります。
建物の中は土足禁止。そのせいか、床がとてもキレイです。
スイスカラーの赤と白が映えますね。
テーブルやイスは、フィリピンで定番の木材を使った家具が用いられており、何と言いましょうか、スイスとフィリピンの融合が見事に表現されています。
今回泊まった部屋がこちら。
部屋は正直に言って広くありません。ですが、一人またはカップルで利用するには十分な広さでしょう。
エアコン、テレビも完備です。
Wi-Fiは、GlobeのポケットWi-Fiなのでそれほど期待できませんが、つながることはつながります。
こちらは、洗面・バスルームです。温水シャワー完備ですよ。
水圧も十分満足のいくものでした。普段は水シャワーで暮らしているので、超久しぶりの温水シャワーでしたね笑。
驚いたのがこちら。何と、歯ブラシセットも用意されていました。
フィリピンで今までいろんな宿に泊まってきましたが、リゾート地のホテルでも歯ブラシセットが用意されていないことがよくあります。
もちろん、1泊の料金が高いホテルには用意されていることもありますが「絶対に用意されているはず」と期待しない方が無難です。
ですが、ここでは、シャンプー(リンス入り)、石鹸、歯磨きセットがちゃんと用意されていました。
もちろんトイレットペーパーもありますよ。
ちなみに、ドライヤーはないので、必要な方は自身で用意するとよいでしょう。
無料の朝食「オムレツ」が絶品
この宿に宿泊すると、無料の朝食が付いてきます。お得ですね。
上記写真、1~5の中から自分の好きな物を選択することができます。
この中で、個人的に超おすすめしたいのが「3番のオムレツ」です。
何を隠そう、あまりにも美味しすぎて2回の朝食で2回ともオムレツにしてしまいました笑。
これがそのオムレツです。付け合わせは日替わりでベーコンまたは豚肉を焼いたものになります。
写真ではサイズ感が分かりにくいですが、このオムレツの横幅は25cmほどあります。
中にはトマトとタマネギが入っていて、この味付けがもう本当に絶妙。
良い意味でフィリピンっぽくない味付け。日本のレストランで食べているような感覚になります。
ちなみに、こちらは2日目のオムレツです。1日目のものと中身が違いますね。
ゆでたキャベツとニンジンが入っていましたが、これもまた美味しかった!
今この記事を書きながら「また食べたい!」と味を思い出しています。
オムレツは本当に美味しいので、強くおすすめしたいです。
朝食の飲み物は、コーヒーか紅茶を選ぶことができます。
コーヒーはインスタントではなく、本格的な焙煎もの。甘いインスタントものではないのが、本当に嬉しいですね。
こんなところにもアンディさんのこだわりを感じます。
オーナー自慢のスイス料理を堪能
事前に、夕食を食べたい旨を伝えておくと、屋上にあるムードの良いテーブルで食事をすることができます。
事前と言っても、その日の昼前までに口頭で伝えれば大丈夫です。
その際、肉がよいのか魚がよいのかなど、簡単なリクエストをしておきます。
一応食事のメニューもありますが、今回はこの中から選んだわけではなく「肉料理がいい」とだけ伝え、おまかせにしました。
朝食の美味しさから考えて、夕食もきっと美味しいに違いない!否が応でも期待が高まりますね。
屋上からは、ビーチが見えます。
この場所はすごく静かで、落ち着いて食事をすることができますよ。
天気の良い日は、満天の星空が期待できます。
ですがこの日は運悪く満月で、月明かりが強すぎてあまり星が出ていませんでした。
それでも一応、星を見ることができました。
広い星空の下で食事をするなんて、とても贅沢な気分になれますね。
さて、そうこう言っているうちに一品目のサラダが運ばれてきました。
生野菜は有り難いですね。そしてドレッシングがこれまた美味しい!
キンキンに冷えたビールを飲みながら、すでに満足度120%です。
さて、本日のメインがやってきました。
こちらは「Schnitzel(シュニッツェル)」というスイス料理です。シュニッツェルはドイツ料理でもありますね。
簡単に説明すると、日本のトンカツのような料理です。
肉厚なポークですね。
衣にしっかり味が付いているので、このまま食べても美味しいです。
いや、これ本当にトンカツですね。
次に、こちらのアンディさん特製ソースをかけて食べてみました。
このソースは、ワインをベースにしたクリームソースのような感じです。
いやー、このソースもまた合いますね。ソースに入っているマッシュルームがよいアクセントになっています。
そしてもう一品。こちらはジャガイモを使ったシンプルな料理です。
スイス料理と言えばジャガイモは外せません。熱々のフライパンのままテーブルに運ばれるので、ジャガイモのホクホク感が保たれています。
味付けはシンプルですが、ジャガイモの旨味をしっかり楽しむことができますよ。
シュニッツェルもジャガイモもボリューム満点なので、しっかりお腹がふくれ大満足でした。
しかし、本当に味付けがいいですね。
アンディさんは元レストランのシェフというのもうなずけます。
こんな素敵で美味しい料理ですが、この宿の宿泊客しか食べることができません。
レストランのように食事だけ利用するというのは、できないんです。
アンディさんによると、以前はそのようなサービスも提供していたそうですが、手が回らなくなり大変だったのでやめたそうです。
なので、この美味しい料理を食べたい人は、ぜひ宿泊しましょう。
その他
その他、気になったことをメモ代わりにまとめておきます。
- ダイビングの手配が可能(適正価格)
- 各種支払いは現金のみ
- 停電が多い
アンディさんの知り合いにダイビングショップを経営している人がいるそうで、適正価格でアレンジしてくれるそうです。
また、宿泊料金を現地で支払う場合は、現金のみ対応となります。
あと、これはその時期にもよりますが、カモテスでは停電がちょくちょくあります。
これも考え方ですが、「こういったハプニングは外国ではよくあること」くらいの余裕をもっていたいですよね。
こんな人におすすめ
以上のことから、『Swisslagoon Restaurant and Hotel』に宿泊することをすすめたい人についてまとめます。
- 一人旅またはカップル
- 美味しいスイス料理を食べたい人
- 絶品オムレツが気になった人
- サンティアゴ・ホワイト・ビーチで長く時間を過ごしたい人
- アットホームな雰囲気の宿が好きな人
Swisslagoon Restaurant and Hotelには、プールや娯楽施設はありません。
ですが、すぐそばにビーチがありますし、ビーチにはレストランやバーがあります。
個人の好みになりますが、「アットホームな雰囲気が大事」という人は必ず気に入ると思いますよ。
まとめ
今回は初めて宿泊しましたが、これはもうリピート決定ですね。
このように感じたのも、やはりアンディさんの人柄の良さによるところが大きいでしょう。
いろいろおしゃべりもしましたが、スイスへ旅行する際のワンポイントアドバイスなんかも教えてもらいました。
内容を知りたい人は、直接アンディさんから聞いてみてください笑。
部屋は二部屋しかないので、宿泊を計画する際は早めに予約することを強くおすすめします。
Swisslagoon Restaurant and Hotel
というわけで、今回はスイス人オーナーが経営している『Swisslagoon Restaurant and Hotel』のご紹介でした。
最後に、この宿からサンティアゴ・ホワイト・ビーチまでの様子を動画にまとめましたので、あわせてご覧ください。
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