こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
フィリピン生活満喫中のカリパイ( @legendarykalipy)です。
「あなたは愛する人のために何ができますか?」
そう問われたとき、人それぞれ頭の中に何かアイディアが浮かぶことでしょう。
フィリピン・セブ島には、愛する妻のために古代ローマ神殿のような建物を建てた人物がいます。
いや、正確に言えば今もなお建設中です。
それが今回ご紹介する『テンプル・オブ・レイア(Temple of Leah)』です。
セブ市内を一望できる絶景スポットしても有名な『テンプル・オブ・レイア(Temple of Leah)』について、場所・行き方・料金・施設内の様子等を詳しくご紹介します。
施設内の様子を簡単にまとめた動画もありますよ。
場所
テンプル・オブ・レイアは、セブ市中心部から10kmほど離れた山の中腹にあります。
そこで問題となるのがアクセスですね。
行き方
大きく分けると4つの方法があります。
順に見ていきましょう。
①タクシー
前述の通り、セブ市内から距離があるため、メーター料金で行ってくれるタクシーはほぼいません。
帰りについても現地付近でタクシーを拾うことはかなり難しいので、行きに乗ってきたタクシーに待機してもらう必要があります。
セブ市内からだと、往復+待機代あわせて最低でも800ペソ(約1,600円)は必要でしょう。
運転手によっては1,000~2,000ペソ(約2,000~4,000円)と料金提示する場合もありますが、そこは交渉次第ですね。
②バイクタクシー(ハバルハバル)
ITパークそば、ラホグ地区にあるJYスクエアモール前に待機しているバイクタクシー(ハバルハバル)を利用します。
料金は一人片道75ペソ(約150円)です。
テンプル・オブ・レイアの入口前には常時バイクタクシーが待機しているため、帰りの心配は無用です。
JYスクエアモールから片道15分ほどです。※道路状況による
③運転手付きレンタカー
現地レンタカー会社にて、運転手付きで2時間1,500ペソ(約3,000円)ほどで車を出してもらえます。
会社によって料金やサービス内容が異なるため、詳しくは「セブ レンタカー」などで検索してみてください。
④自走(車・バイク)
観光客でこの方法を選択する方は少ないかと思いますが、念のためご紹介します。
JYスクエアモールのある交差点を北へ進みます。
セブ島西側の町バランバン(Balamban)へ抜ける時に使う道です。トップスへも行くことができますよね。
注意すべきは、左折するタイミングです。
上記地図の左に大きくカーブした後に左折します。この道は上り坂になっています。
この写真は、左折後の道から撮ったものです。
坂の先に見えている左右方向の道路を右へ行くとJYスクエアモールとなります。
テンプル・オブ・レイア内には駐車場があります。
車の駐車料金は未確認ですが、バイクは無料でした。
テンプル・オブ・レイア(Temple of Leah)について
背景
「テンプル・オブ・レイア」を直訳すると「レイアの寺院」となりますが、フィリピン人の間では「レイア神殿」と呼ばれています。
この施設、セブの実業家として有名なTeodorico S. Adarna氏が、53歳の若さで亡くなった妻Leah Villa Albino-Adarnaに対する深い愛情の証として2012年に建設を始めました。
今もなお建設中ですが、施設は一般に公開されています。
カリパイが訪れたこの日は、超絶運悪く、建物のメンテナンスを行っていたため中に入ることができませんでした。※2018年7月
残念・・・。※記事の後半に追加記事有(2019年1月追記)
建設中と言いましたが、メインの神殿部分はほぼ出来上がっており、さらにその裏側、山側に当たる部分で拡張工事が行われていました。
テンプル・オブ・レイアは、重機を使って山を削った場所に建てられています。
現場を見て思ったのですが、まだまだ完成までに時間がかかりそうですね。
よく見ると、神殿の一部はまだまだ荒削りな状態です。
ちなみに「まだ完成していないのになぜオープンしているの?」という声が聞こえそうですが、こういったいわゆる「ソフトオープン」はフィリピンではよくあることです。
じゃあ本開業(グランドオープン)はいつなの?となりますよね。
時間にゆる~いフィリピンでは、期日を決めずソフトオープンでのんびりやっていくのが理にかなっているのではないでしょうか。
施設内の様子
今回は残念ながらレイアさんの貴重な品々が展示されている神殿の内部を見学することができませんでした。
ですが、テンプル・オブ・レイアの見所は他にもあります。
というわけで、施設内の様子についてご紹介していきましょう。
ますは入口です。
アーチ型の入口の両脇にはギリシャ風の彫刻が置かれています。
外壁にはペガサスの装飾があり、この一帯だけフィリピンから遠く離れた国へ来ているのではと錯覚しそうです。
どんどん行きましょう。
この写真は、中央広場から神殿を眺めたものです。
広場は割とスペースがあり、広々としています。
ちなみに、床面には大理石が使用されているそうです。
広場には売店があるので、スナック菓子や軽食、飲み物などを購入することができます。
ジュースを飲みながらベンチに座って景色を楽しむというのもいいですね。
ここは神殿を広場から見ると右手にある場所です。
中に入って見学することができますよ。
入ってすぐ正面に、立派なテーブルセットが置かれていました。
おそらく、以前レイアさん宅で使用されていたものと思われます。
特別に目を見張るものはありませんが、よく見ると装飾の細部までこだわりぬいて作られている様子が伝わってきますね。
繰り返しになりますが、これらはまだ完成していません。
素晴らしい眺望
おっと!広い空が見えてきましたね。
テンプル・オブ・レイアの見所と言えばやはりこの「素晴らしい眺望」でしょう。
広場の向こう側には、セブの町並みが広がっています。
天気のよい日は、マクタン島、さらにはボホール島まで見ることができます。
その眺望がこちらです。
それにしても、空の青さと山の緑が鮮やかです。
夜は夜景もきれいでしょうね。
また日を改めて訪れたいと思います。
インスタ映えポイント
眺望のよいテンプル・オブ・レイアを訪れた際、写真をパシャパシャ撮りたくなりますよね。
そこで「ここはよい写真が撮れそうだ」と思う場所をカリパイ独自の視点で選びましたのでご紹介します。
どうですか?
どの場所もインスタ映え間違いなしですよね?笑
まだまだ他にも写真映えのする場所がたくさんありますので、あなただけの「これだ!」と思うような写真を撮ってみてください。
入場料・営業時間
【入場料】
大人:50ペソ(約100円)
シニア・10歳以下の子ども:無料
【営業時間】
6:00~22:00
年中無休 ※特別な祝日を除く
2019年1月30日追記
以前訪れた際、メンテナンス中で中へ入ることができなかったメイン部分ですが、再訪してみるとビックリ!中へ入ることができるようになっていました。
というわけで、中の様子をご紹介します。
なんともきらびやかな様子ですね。中央に見えてくるのがレイア像です。
メンテナンスされていたということで、全体的に光り輝いている感じがしますね。ゴージャスです。
個人的には、このアングルが気に入りました。
この日は少し曇り空だったので空の青さが足りませんが、天気の良い日はものすごくきれいな写真を撮ることができそうですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
天気の良い日は、素晴らしい眺望が期待できる絶景スポットとして、連日多くの観光客でにぎわっています。
ですが、見た感じではフィリピン人観光客が最も多いですね。
やはり、写真映えする観光地というのはフィリピン人に人気があるようです。
以上、愛する妻のために建てられた古代ローマ風の神殿『テンプル・オブ・レイア(Temple of Leah)』のご紹介でした。