こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
フィリピン生活を満喫中のカリパイ( @legendarykalipy)です。
のどかな風景が広がる、良い意味で少し田舎なカモテスは、ホテルの価格も他の人気リゾート地に比べて安く、外国人観光客だけでなくフィリピン人にも人気があります。
近年は、セブ市内からから手軽にアクセスできるのも魅力の一つですね。
カモテスは「カモテス諸島」と呼ばれ、大小4つの島(パシハン島・ポロ島・ポンソン島・トゥラン島)から構成されています。
今回はその中で最も小さく美しい島『トゥラン島(Tulang Diot Island)』についてご紹介します。
場所
トゥラン島は、地図上向かって左側にある「パシハン島」のすぐ北にあります。
ここで、もう一度おさらいしておきますと、カモテス諸島は「パシハン島・ポロ島・ポンソン島・トゥラン島」の4島から構成されていて、いわゆる「カモテス」と言った際は、パシハン島とポロ島のことを指すことが多いです。
行き方
セブ市内からトゥラン島へ行く場合、まずはカモテスへ船で渡る必要があります。
その後、トゥラン島行きのボートが出ている浜まで移動しボートに乗るという流れになります。
ステップ1 セブ市内からカモテスへ
セブ市内からカモテスへの行き方は、2019年5月現在、4通りあります。
- セブ港(Pier1)から高速船→ポロ港
- マクタン島(セブヨットクラブ)から高速船→コンスエロ港
- ダナオ港からフェリー→コンスエロ港
- ダナオ港から高速船→コンスエロ港
※車やバイク等の車両がある場合は、ダナオ港からフェリー利用の1択
ポロ港(Poro port)は、地図上向かって右側の「ポロ島」にあります。
コンスエロ(Consuelo port)港は、左側の「パシハン島」にあります。
有名な観光スポット等との位置関係は上記の地図のようになっていますので、参考にしてください。
セブ市内からダナオ港へのアクセスについては、以下の記事にまとめてあります。
カモテスの魅力を徹底レポート!【01セブからカモテス諸島への行き方】また、各港からの高速船やフェリーについては、船会社のサイトより最新の時刻表・料金をご確認ください。
セブ港ーポロ港
マクタン(セブヨットクラブ)ーコンスエロ港:ファストクラフト(Fastcraft)※高速船
ダナオ港ーコンスエロ港:ジョマリアシッピング(Jomalia Shipping Corp.)※フェリー(車両可)
ステップ2 トゥラン島行きのボート乗り場へ
カモテスに到着後、陸路を移動してトゥラン島行きのボートが出るボート乗り場まで移動する必要があります。
ここでも、この移動に関していくつかの選択肢があります。
- バイクタクシーで移動:100ペソ
- バイクをレンタルし自走:レンタル料1日500ペソ
- 自分の車・バイクで自走:無料
上記料金は、2019年5月現在の相場です。
所要時間は、コンスエロ港からバイクで約30分。ポロ港からは約50分です。
バイクをレンタルする際、免許証・ヘルメットが無くても借りることができますが、くれぐれも事故を起こさないよう注意してください。
最近聞いた情報によると、カモテスでの道路交通法を整備・改正する動きがあるとのことで、近い将来、無免許・ノーヘルでの運転ができなくなる可能性があるそうです。
これに関しては、何か新しい情報が入り次第、情報を更新していきます。
ステップ3 トゥラン島へ
トゥラン島行きのボート乗り場に到着すれば、もうあと一歩です。
写真の中央に見えている島がトゥラン島。ボート乗り場からは目と鼻の先。とても近いですよ。
このボート乗り場ですが、ここも海がかなりキレイです。トゥラン島へ渡らなくても、ここで十分満足!と思うかもしれませんね。
ちなみに、レンタルバイク(またはマイバイク・車)で来た人は、無料の駐車場があるのでここに駐車しておきましょう。
さて、トゥラン島へのボートですが、ここでも二つの選択肢があります。
- 相乗り
- チャーター(自分専用)
相乗りの場合、料金は一人50~150ペソほどが相場です。
行きも帰りも、船の乗客が集まり次第出航します。
良い点は料金が安く済むこと。
悪い点は、自分のタイミングで移動できないことですね。
一方、チャーター(自分専用)の場合、料金は1船で500ペソ前後。
船頭さんの電話番号を教えてもらえるので、トゥラン島から帰るときは電話をすれば迎えに来てくれます。
フィリピンの現地SIMを持っている、なおかつ、同行者が複数人いるなら、チャーター船の方がかなり便利だと思います。
ちなみに、今回はチャーター船を利用しましたが、交渉して400ペソにしてもらいましたよ。
ボートでトゥラン島までの所要時間は約10分と、とても近いので、船酔いが心配な人も安心ですね。
トゥラン島について
トゥラン島は無人島ではなく、ここで暮らしてる人がいます。
2013年の大型台風の際、その当時1,000人ほどいた島民に対しパシハン島への避難命令が出ました。
その結果、500戸近くあった家屋はすべて破壊されてしまいましたが、島民の命は助かったそうです。
現在は、その当時の面影を見ることはないですが、こういう事情を知っていると、この島を観光で利用できる有り難みを感じますね。
参考資料:Evacuation saves whole island from Typhoon Haiyan
さて、島に上陸した後は売店横にある受付(この写真の場所)で入島料を支払います。
2019年5月現在、料金は一人10ペソです。
厳密に言ってしまえば、支払いをしなくても誰も気付かないでしょう。ですが、先述の通り、島の保全のためを考えれば必ず支払いたいところですね。
そしてこれ!やっぱりビーチと言えばゴザですよね笑
こちら、1日利用で50ペソです。先ほどの入島料を支払ったところで頼むことができますよ。
他にも、テーブルやコテージなどを利用することができます。
料金は500ペソから。同じく先ほどのおばちゃんにお願いできますよ。
売店では、冷たいビールやブランデー・ワイン、ソフトドリンク、簡単な料理やスナック菓子などが売られています。
まさに「海の家」ですね。
美しいトゥラン島のビーチ
カリパイが訪れたこの日は、ちょうどフィリピンの大型連休中だったので多くの人が来ていました。
普段は、あまり人がおらず静かな雰囲気を楽しめるそうなので、次回はそういうタイミングで来てみたいですね。
とはいえ、白い砂浜と青い空、そして透き通る海が美しすぎます!
写真でどどーんとご紹介しますが、写真ではなかなかこの良さが伝わりにくいと思うので、記事の最後にある動画を是非ご覧ください。
※写真は選択(クリック)で拡大表示されます
どうですか?「これぞ南国!」といった雰囲気ですよね。
今回、初めてトゥラン島を訪れましたが、これはもうリピート確定です。
ビーチで飲むビールは最高に美味しかったですよ。
まとめ
洞窟やジャンプ台、大きな湖と人気の観光スポット巡りも魅力的ですが、もし時間に余裕があるのならトゥラン島でのんびり過ごすのも良いですね。
やはり、美しい場所で時間を過ごすと、心が穏やかになります。
カモテスへ旅行する際は、このトゥラン島も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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