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【実録レポート24時】フィリピン・セブのギャンブラーが集う場所に潜入!

大勢の人だかりと飛び交う怒号の正体は?

日曜日の午後。食材などの買い出しをするために、近くのマーケットへ足を運びました。

バイクを走らせていると、道すがら、

『%$!!@~~!!!!』

と、大観衆のものと思われる声が聞こえてきたので、気になってバイクを止めることにしました。好奇心!

 

大勢の人だかりをかき分けて中へ進んでいくと、そこには、バットマンのTシャツを着た貫禄のある少年が!!ではなく、ニワトリを抱えた人が何人も。

そう、ここは、闘鶏(チキンファイト)の会場だったのです。バットマン少年も気になりますが・・・

話に聞いたことはあったのですが、実際に目の前で見るのは初めて。周囲は眼光鋭い勝負師たちで溢れかえり、物々しい雰囲気でしたが、潜入取材開始です。

 

広場を丸く囲んで、皆ひたすら次のファイトが始まるのを待っています。こうして写真を撮っていると、「なんやねんコイツ」って感じでギラつく目をカリパイに向ける人、「おい、兄ちゃん。これ使いな。見やすいで~」とわざわざ椅子を用意してくれた人。とにかく、すさまじい熱気で、会場は今にも爆発寸前といった雰囲気でした。

↓全然前が見えない(before)

↓親切なおっちゃんのおかげで、椅子に乗って観戦(after)

 

でもって、いよいよ始まりました。チキンファイト。みな、一斉に何かを叫び始め、同時に手を使って何か合図をしていました。隣にいた人に聞いてみたところ、どっちのニワトリに掛けたかを互いに示し合っているんだそうです。「オレは○○にかけたぞ!お前に言ったからな」みたいな感じです。何か、すごくアバウトなやり方に思えましたが、彼らは真剣そのもの。カリパイに向かっても、何人ものおっちゃんが真剣なまなざしで何やら叫んでいました。よく意味が分からなかったのですが、こっちもシリアスな顔で「sige sige」と返しました。

後で知ったのですが、勝負はどちらかのニワトリが戦闘不能になるか、死んだら決着が付くそうです。よく見ると、ニワトリの足に、小さな鎌のようなナイフのようなものが装着されていました。これぞ真剣勝負。強いものだけが生き残る、弱肉強食の世界。まさに、グラディエーター剣闘士の戦い in フィリピンです。

何度か、仕切り直しが行われ、結局、最後はどうなったかよく分からないまま終わってしまいました。はっきり言って、全然見えない!

次回は、何としてもリングサイド最前列を押さえなくては・・・。

 

さて、辺りを見渡してみると、他にも人だかりができていました。

その一つがこちら。

詳しくはよく分からなかったのですが、何やらカードゲームのようでした。チラッとだけ見えましたが、500ペソ札や1,000ペソ札がバンバン飛び交っていました。こちらは、静かに行方を見守るスタイルでした。逆に怖かったです。

 

さらに、こちらでは、ビリヤードが行われていました。もちろんお金がかかっています。プレーヤーたちの腕前やレベルは分かりませんが、多くのギャラリーに囲まれ、ドヤ顔でプレーするハスラーたちが少しかわいく見えました。

 

敷地内には、興奮して渇いたのどを潤したいギャンブラーたちのために、こういった即席売店が至る所にできていました。度数の高いアルコールが置いてありましたが、怪我人・死人が出ないか心配になりますね。

おっと、またしてもバットマン少年。お父さんでも探しているのでしょうか?

 

まとめ

カリパイは、今回賭けに参加はしませんでしたが、次回、挑戦してみたいと思います。

第一に感じたことは、ガラの悪そーなオッちゃんたちがわんさかいるので、日本人だけで、しかも大人数で大きな顔するのは得策ではないということです。

ここは、普段何もせず、タンバイ生活を送っている彼らが唯一輝ける場所。彼らのシマを荒らしてはいけません。

それと、観戦中、スリには十分気を付けてくださいね。

 

ではまた。

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